~健康保険任意継続被保険者の手続き期限は?~
①退職後、健康保険の任意継続被保険者となるためには、
手続き書類をいつまでに提出しなければならないでしょうか?
(イ)退職日後10日以内
(ロ)退職日後20日以内
(ハ)退職日後30日以内
~社会保険に加入しなければならないパートとは?~
②健康保険、厚生年金保険の加入が義務付けられるパートは、
次のうちどれでしょうか。
(イ)1日6時間、週5日勤務のパート
(ロ)1日4時間、週6日勤務のパート
(ハ)1日8時間、週3日勤務のパート
―Answer―
①
(ロ)退職日後20日以内
健康保険の任意継続とは、在職時に会社で加入していた健康保険に
退職後も引き続き加入することができる制度です。
任意継続被保険者になるためには、退職者本人が、
所定の手続きを行わなければなりません。
なお、任意継続被保険者の保険料は、
2倍となります。これは、
退職後は本人が全額負担するようになるためです。
退職後の健康保険の選択肢としては、
国民健康保険に加入する方法もあります。
それぞれの保険料や給付内容を確認し、ご自身にあった健康保険に
ご加入されることをおすすめいたします。
②
(イ)1日6時間、週5日勤務のパート
パートやアルバイトであっても次の2つの要件を満たす場合には、
社会保険に加入しなければなりません。
1.
2.1ヶ月の所定労働日数が一般社員のおおむね4分の3以上
したがって、一般社員が1日8時間、
1日の所定労働時間が6時間以上、
(週4日以上)になると、パートといえども社会保険の加入が
必要となってきます。
なお、社会保険の加入要件を満たさなかった場合でも、
週20時間以上かつ31日以上の雇用見込みがある場合には、
加入しなければなりませんので注意が必要です。
また、最近の報道によると、社会保険の対象者を「
拡大する動きが活発になっています。
実現すると、パート・アルバイトを多く雇用する企業にとっては、
大きなコスト増につながります。今後の動向に注目してください。
この雨が終わったら初夏の陽気だとか・・・
GWに向けて、邁進いたしましょ!!